2023年2月14日からGMOとくとくBB光miniの提供が開始されました。
GMOとくとくBB光miniは、回線混雑時の通信速度が制限される代わりに、月額料金を抑えられる光回線サービスです。
この記事ではGMOとくとくBB光miniの概要から、メリット・デメリットまで紹介していきます。サービスを詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
通常プランは以下の記事で紹介しています。
GMOとくとくBB光miniとは
運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
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提供エリア | 全国 |
最大通信速度 | 最大1Gbps |
月額料金 | 戸建て:4,400円 マンション:3,300円 |
契約期間:違約金 | 3年:なし |
開通工事費 | 26,400円 ※実質無料 |
キャッシュバック | 全員:5,000円 乗り換え:最大60,000円 |
GMOとくとくBB光miniとは、GMOインターネットグループ株式会社が提供する光回線サービスです。
NTT東日本・NTT西日本の光ファイバー回線を使用しており、光コラボレーション(光コラボ)と呼ばれるサービスの1つでもあります。
既存のGMOとくとくBB光よりも低料金であることが特徴で、回線が混雑した場合に通信速度を制御することで実現されているそうです。
現在GMOとくとく光BBminiでは、乗り換えの方向けに最大60,000円の解約金負担も行っています。
GMOとくとくBB光miniのメリット
ここからはGMOとくとくBB光miniのメリットを見ていきましょう。新サービスであるため、どんなメリットがあるのか気になりますね。
それぞれ解説していきます。
月額料金が安い
GMOとくとくBB光miniは月額料金が安く抑えられています。
既存のサービスであるGMOとくとくBB光と比べてみましょう。
GMOとくとくBB光 mini | GMOとくとくBB光 | |
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戸建て | 4,400円 | 5,390円 |
マンション | 3,300円 | 4,290円 |
GMOとくとくBB光miniの方が1,000円ほど安いことが分かりますね。この低価格は、回線が混雑している時に通信速度を制御することで実現しているそうです。
通信料金を見直したい方は、一度こちらの光回線サービスも選択肢の1つになりますね。
開通工事費が実質無料
GMOとくとくBB光miniの開通工事費は以下の通りです。
一般的な光回線の工事または 室内工事のみ | 戸建て:26,400円 マンション:25,300円 |
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訪問工事なし | 2,200円 |
フレッツ光ネクスト 他社光コラボから乗り換え | 0円 |
上記の開通工事費は、GMOとくとくBB光miniを2年間利用することで、実質無料になります。26,400円の開通工事費が無料になるのは嬉しいですね。
毎月の割引額を見る
《戸建て》
1ヶ月目 | 1,100円 (訪問工事無:264円) |
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2ヶ月目~24ヶ月目 | 1,100円 (訪問工事無:132円) |
《マンション》
1ヶ月目 | 1,265円 (訪問工事無:264円) |
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2か月目~24ヶ月目 | 1,045円 (訪問工事無:132円) |
開通工事費の分割代金分が月額料金から割引される形で実質無料になります。
乗り換えの場合は6万円のキャッシュバックがもらえる
他社の光回線からGMOとくとくBB光miniに乗り換える際に、違約金などが発生すると最大60,000円のキャッシュバックがもらえます。
現在利用中のインターネット回線が契約期間内であっても、解約金を気にせずに乗り換えられるのは嬉しいですね。
ただ乗り換える際に違約金などが発生しなかった場合は、残念ながらキャッシュバックを受け取ることはできないので注意してください。
速度に満足できない場合はサービスを変更できる
GMOとくとくBB光miniは、通信速度を制御することで低価格を実現しているサービスです。
そのため、実際に利用してみると「速度が遅い!」と感じることがあるかもしれません。申し込む前から、速度が遅かったらどうしようと不安になってしまいますよね。
しかし、GMOとくとくBB光miniから、通常の光回線サービスであるGMOとくとくBB光への変更は無料&簡単にできます。
17時までに手続きをすると、翌日から切り替わるほどの簡単さです。
最初にGMOとくとくBB光miniを申し込み、通信速度に不満が出てきたら、通常プランであるGMOとくとくBB光に変更するという使い方がおすすめですよ。
GMOとくとくBB光miniのデメリット
次にGMOとくとくBB光miniのデメリットを見ていきましょう。
それぞれ解説していきます。
通信速度が遅くなることがある
GMOとくとくBB光miniでは、回線が混雑している時間(特に夜間)に通信速度が遅くなることがあります。
どれほど遅くなるかは未知数ですが、月額料金が安くなっている以上、それなりに通信速度が制御されることが予想されます。
その場合の対処法は2つあります。
- 夜間の使用を避ける
- 通常プランに変更する
もし、通信速度に不満がある場合は、通常プランであるGMOとくとくBB光に変更するのがおすすめです。
会員ページ(BBnavi)から無料&簡単に移行できますよ。
途中解約した場合は工事費残債が発生する
GMOとくとくBB光miniのメリットとして「工事費が実質無料」であることを紹介しました。
ただ、2年以内に解約すると工事費残債(未払い分)が発生します。
工事費実質無料のキャンペーンは、開通工事費が無料になるわけではなく、毎月の月額料金から開通工事費の分割代金分が割引されます。
GMOとくとくBB光miniを解約すると割引は終了し、割引されずに残った開通工事費が請求されてしまうのです。
キャッシュバックの受け取りが難しい
GMOとくとくBB光miniの60,000円キャッシュバックは、11ヶ月目に支払われます。
口座登録が必要になるのですが、忘れてしまうとキャッシュバックを受け取れません。
忘れないようにリマインダーを設定しておきましょう。
キャッシュバックの受け取り方法を詳しく見る
キャッシュバックの受け取り申請は、電話で行います。
特典申し込み窓口 | 0570-045-109 (10:00~19:00) |
---|
11ヶ月目に送られてくる案内メールから口座登録をしましょう。
翌月の末日に5,000円(乗り換えの場合違約金があれば最大60,000円)が振り込まれます。
ルーターのレンタルが必須
GMOとくとくBB光miniでは、ルーターのレンタルが必須になっています。
ルーターレンタル料金 | 330円/月 |
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通常プランであるGMOとくとくBB光miniでは0円でレンタルできるため、毎月330円かかるのはデメリットと言えるのではないでしょうか。
GMOとくとくBB光miniがおすすめな方
ここまでGMOとくとくBB光miniを紹介してきましたが、どのような方がおすすめなのでしょうか。
GMOとくとくBB光miniは、以下のような方におすすめです。
それぞれ見ていきましょう。
昼間に利用することが多い方
GMOとくとくBB光miniがおすすめなのは、よく昼間にインターネットを利用する方です。
昼間は回線が空いていることが多いため、通信速度が制御されづらくなります。
回線が混雑していない時間帯であれば、安い月額料金で、高速通信ができるためお得な光回線です。
昼間にインターネットを利用することが多い方は、GMOとくとくBB光miniを検討してみてくださいね。
月額料金を抑えたい方
GMOとくとくBB光miniは、戸建て4,400円・マンション3,300円と月額料金を安く押さえられるのが特徴です。
通信速度の制御はあるにしても、月額料金が安くなるのは嬉しいですよね。
3年間利用した場合の月額料金の合計を、既存のGMOとくとくBB光と比べてみましょう。
GMOとくとくBB光 mini | GMOとくとくBB光 | |
---|---|---|
戸建て | 158,400円 | 194,040円 |
マンション | 118,800円 | 154,440円 |
月額料金をなるべく抑えたい方は、GMOとくとくBB光miniがおすすめですよ。
申し込みから開通までの流れ
GMOとくとくBB光miniの申し込みから、実際に利用できるようになるまでの流れを見てみましょう。
申し込みページ内で工事の希望日を指定する
申し込みから2~3日以内に、メールで工事日確定の連絡がくる
工事予定日の約1週間前にルーターが発送される
工事担当者による工事が実施される
(基本的に立会必須ですが、工事の内容によっては立会不要な場合もあります)
工事が完了したらWi-Fiルーターを接続して30分待つだけで設定完了
申し込みから利用開始までの流れはシンプルで分かりやすいですね。ただ、最短1ヶ月はかかるため、余裕を持って申し込みましょう。
また、今まで光回線を使っていた方は「事業者変更・転用」という乗り換え方法になります。詳しくは以下を参考にしてください。
事業者変更の方(光コラボから乗り換え)
はじめに、フレッツ光から事業者変更承諾番号を取得します。
事業者変更承諾番号は、契約中の光コラボの窓口に連絡し「事業者変更承諾番号を発行してほしい」と伝えることで取得できます。
事業者変更承諾番号を取得したらGMOとくとくBB光miniを申し込みましょう。
申し込みボタンを押すと以下のように選択肢が表示されるので、一番上を選んでくださいね。
契約中の光コラボからレンタルしている機器がある場合は返却します。
光コラボにもよりますが、機器を返却しないと多額の違約金が請求されてしまいます。返却すべき機器が分からない場合は、契約中の光コラボのお問い合わせ窓口から確認しましょう。
ちなみに、ONU(NTTのロゴが入った黒い機器)は乗り換え先の光コラボでも使用するため、返却不要です。イメージ画像は以下を参照してください。
実際に事業者変更が行われる切替日には、特にやることはありません。ルーターもそのまま使えるため、設定なども不要です。
お使いのスマホやパソコン、ゲーム等でインターネットの接続が確認できれば、事業者変更は完了しています。
もし、インターネットに接続できない場合は、乗り換え先の光コラボに連絡してください。
転用の方(フレッツ光から乗り換え)
はじめに、フレッツ光から転用承諾番号を取得します。
転用承諾番号はフレッツ光のWebサイトから取得できます。東日本と西日本では問い合わせ先が異なるため注意してくださいね。
東日本:転用承諾番号を取得する
西日本:転用承諾番号を取得する
転用承諾番号を取得したら、GMOとくとくBB光miniを申し込みましょう。
申し込みボタンを押すと以下のように選択肢が表示されるので、真ん中を選んでくださいね。
プロバイダに解約を申請しましょう。
契約期間の途中で解約する場合は、違約金が発生する点に注意してくださいね。
ちなみに、フレッツ光の解約手続きは必要ありません。
利用中の光コラボからレンタルしている機器がある場合は返却します。
光コラボによっては、機器を返却しないと多額の違約金を請求されることがあります。返却すべき機器が分からない場合は、フレッツ光に問い合わせてみましょう。
ちなみに、ONU(NTTのロゴが入った黒い機器)は乗り換え先の光コラボでも使用するため、返却不要です。イメージ画像は以下を参照してください。
実際に転用が行われる切替日(転用日)には、特にやることはありません。ルーターもそのまま使えるため、設定なども不要です。
お使いのスマホやパソコン、ゲームなどでインターネットの接続が確認できれば、転用は完了しています。
もし、インターネットに接続できない場合は、乗り換え先の光コラボに連絡してください。
GMOとくとくBB光miniに関するよくある質問
- GMOとくとくBB光miniはなぜ安いのですか?
-
回線が混雑した場合に通信速度を制御することで、低価格を実現しています。
そのため、回線が混雑しない時間帯(昼間)にインターネットを利用する方や月額料金を抑えたい方にはおすすめですが、夜間帯に通信速度が必要な方にはおすすめできません。
- 提供エリアを教えてください
-
GMOとくとくBB光miniの提供エリアは全国です。
NTT東日本・NTT西日本の光ファイバー回線を使用しているため、エリアの確認はNTTの公式サイトから行います。
- 工事は必要ですか?
-
GMOとくとくBB光miniを利用する場合は、開通工事が必要です。
開通工事費は以下のようになっています。
一般的な光回線の工事または
室内工事のみ戸建て:26,400円
マンション:25,300円訪問工事なし 2,200円 フレッツ光ネクスト
他社光コラボから乗り換え0円 ただ、GMOとくとくBB光miniを2年利用すると、開通工事費は実質無料になります。
- キャッシュバックはいくらもらえるのですか?
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GMOとくとくBB光miniのキャッシュバックは5,000円です。
さらに、現在利用中のインターネット回線に解約金がかかった場合、支払った解約金に応じて最大60,000円まで負担してもらえます。
キャッシュバックの受け取りは難しいため「キャッシュバックの受け取りが難しい」を参考にしながら、手続きしてくださいね。