プロバイダの役割とは‐各プロバイダの違いなど幅広く紹介しています

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プロバイダは、インターネットと回線事業者が提供する回線をつなげる接続事業者のことを指します。プロバイダは、インターネットに接続するためのIPアドレスを発行したり、メールアドレスを発行したりと、様々なサービスを提供しています。

プロバイダは、インターネットに接続するために必要なサービスです。しかし、プロバイダは、数多く存在するため、どのプロバイダを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、プロバイダの役割や各プロバイダの違いについて詳しく解説します。プロバイダを選ぶ際には、ぜひ参考にしてください。

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神谷孝志

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神谷孝志

新卒で一般企業に就職したのち、インターネット回線を扱うライターに転向。複数の通信系メディアの立ち上げ・運営を経験し、現在では"ネットのいろは"で情報を発信中。記事作成のモットーは「ユーザーファースト」

もくじ

プロバイダの役割とは

プロバイダの解説図

プロバイダとは、回線事業者の提供している回線をインターネットに接続する事業者のことを指します。正式名称は「インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)」といいます。

プロバイダがインターネットを接続する際に必要な「IPアドレス」をスマホやパソコンに割り当てることで、インターネットを利用することができるようになります。

IPアドレスとは

IPアドレスとは、スマホやパソコンなどに割り当てられる番号のこと。サイトの閲覧やメールの送受信をする際、データの送信元や送信先を識別するために使われるインターネット上の住所のようなもの。

その他のプロバイダの役割

  • メールアドレスの発行
  • Wi-Fi(無線通信)機能の提供
  • セキュリティサービスの提供

メールアドレスの発行

プロバイダは、メールアドレスの発行も担っています。

プロバイダが発行するメールアドレスは、誰でも取得できるフリーメールと比較してセキュリティが充実しており、社会的信用度が高いというメリットがあります。

Wi-Fi(無線通信)機能の提供

ゲーム機など、インターネットと直接接続する手段がない機器をインターネットに接続したい場合や、自宅でどこでもインターネットを利用することができるWi-Fi機能を提供しているのもプロバイダです。

Wi-Fiを利用するにはルーターが必要になり、プロバイダからレンタルするか自身で購入する必要があります。

セキュリティサービスの提供

使用しているスマホやパソコンをウイルスから守ったり、迷惑メールの受信拒否など、セキュリティサービスを提供しているのもプロバイダです。

プロバイダによってセキュリティサービスの内容が異なりますので、契約前に確認しておきましょう。

プロバイダの契約について

インターネットを利用するには、プロバイダと回線事業者双方との契約が必要になります。

どちらか片方だけを契約しても、インターネットを利用することができません。

プロバイダと回線事業者の多くは別会社のため、契約した際は、プロバイダと回線事業者の双方から請求書が届きます。

プロバイダ(インターネットを接続する事業者)例:OCN、ぷらら、BIGLOBE、So-net、ニフティ
回線事業者(回線を提供している事業者)例:NTT、KDDI、ソニー・コミュニケーションズ

プロバイダと回線事業者を一括で契約できるサービスもある

プロバイダと回線事業者を一括で契約できるサービスもあります。

一括で契約できれば、契約時の手間を省くことができるほか、インターネットの月額料金も安くなることが多いです。

回線事業者とプロバイダを一括で契約できるサービス例:ソフトバンク光、楽天ひかり、auひかり、コミュファ光、

プロバイダによる違い

通信速度の安定性

プロバイダが所有する設備によって通信の安定性に差が生まれます。

設備が充実しているプロバイダだと通信速度が安定し、通信障害などのトラブルが発生した際のアフターフォローも迅速に行うことができます。特に大手のプロバイダは設備が充実している傾向にあります。

通信速度を重視している方は、大手プロバイダが提供しているサービスをおすすめします。

フレッツ光の大手プロバイダの実測値

下り速度上り速度Ping値
OCN284.89Mbps209.8Mbps20.94ms
BIGLOBE313.27Mbps229.88Mbps19.22ms
So-net290.93Mbps247.3Mbps16.4ms
引用元:みんなのネット回線速度
通信速度の目安

インターネット上から、パソコンや携帯電話にデータを受信(ダウンロード)する方向を表します。

用途下り速度の目安
(ダウンロード)
メッセージの受信128Kbps~1Mbps
サイト閲覧
ビデオ通話
1Mbps~10Mbps
動画視聴
(YouTubeなど)
3Mbps~25Mbps
オンラインゲーム30Mbps~100Mbps

利用料金

インターネットの料金を抑えたい方は、利用料金の安いプロバイダを選択しましょう。

プロバイダの利用料金は1ヶ月当たり1,000円以上かかるものもあれば、500円程度のところもあります。

また、回線事業者とプロバイダが一体となったサービスの方が、インターネットの月額料金が安くなることもありますので、そちらを検討してみるのもおすすめです。

セット割・キャンペーン

プロバイダによって実施しているキャンペーンが異なります。

例えばauスマホの月額料金が安くなる「auスマートバリュー」やソフトバンクスマホの月額料金が安くなる「おうち割 光セット」といったスマホとのセット割のほか、キャッシュバックや違約金負担といったキャンペーンもプロバイダによって異なります。

auスマホの方は「auスマートバリュー」を実施しているプロバイダを契約するなど、自身に合ったプロバイダを選ぶようにしましょう。

まとめ

プロバイダに関して、説明してきました。下記が本記事のポイントとなる部分です。

  • インターネットを利用するにはプロバイダとの契約が必須
  • 回線事業者とプロバイダの契約が1本かされているサービスもある
  • プロバイダによって速度や料金、キャンペーンが異なる

ポイントを理解して自身に合ったプロバイダを契約するようにしましょう。

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