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公開日:2017/12/25
最終更新日:2021/10/26

OCN光のすべてがわかる!料金や特徴、メリットデメリットまでを徹底紹介

フレッツ光回線のプロバイダで加入者数が最も多いのはOCNです。

OCNはISDNやADSLの時代からずっとインターネット業界を先導してきたともいえる知名度の高いプロバイダでもあります。

今回はプロバイダOCNと光コラボOCN光の違い、OCN光の特徴や料金面、メリットデメリットや評判までをわかりやすく紹介します。

OCN光とは?

そもそもOCNとは「Open Computer Network」の略で、1999年NTTの分割により設立された

NTTコミュニケーションズ株式会社が運営する、インターネットサービスプロバイダ事業のことです。もとはといえばNTTがほぼ独占状態でやっていたわけですから、その知名度は圧倒的。

OCNは日本最大規模のISP(インターネットサービスプロバイダ)でもあるんですね。

OCNといえばフレッツ光やドコモ光の選べるプロバイダとしての加入者も多く、安心して使えるISPとしてもはや定番となっていたのですが、このOCNも2015年の光コラボスタートともに、回線とプロバイダがひとつになった自社提供の光コラボにも参画しているんです。

もともと知名度の高いプロバイダでいえば、So-netやBIGLOBEなどもプロバイダと光コラボを並行して提供していますが、同じプロバイダなのに「フレッツ光+ISP」と「フレッツ光を使った光コラボ」では一体何が違うのでしょう?

早速その辺りを含めて探ってみましょう。

フレッツ光のOCNと光コラボOCN光との違い

フレッツ光と組み合わせ出来るプロバイダの中で、もっとも利用者が多いのはOCNです。

NTTグループ同士ですからある意味これは当然ですが、利用者が多いならあえて光コラボに参入する必要もないのでは?という疑問がわいてきます。

じつはそこがひとつのターニングポイントです。

光コラボにすると回線ごとワンストップで運営できることから、回線業者とのしがらみもなく自社独自の各種サービスメニューが提供できるという訳なんですね。

要するに回線とのタイアップでは出来なかったサービスを提供することにより、今までの「フレッツ光にするからプロバイダを選ぶ」でなく、初めから「サービス面が充実しているからこの光コラボにする」ということです。

ではそのサービス面、具体的に何が違うのでしょう?

この違いをふまえて、OCN光のサービス内容を詳しく紹介していきます。

OCN光の料金体系

まずはOCN光の初期費用から月額料金、解約料金などの料金体系を表にまとめたのでざっと流してみて下さい。

月額料金は基本料金に加えて、もっとも一般的な2年自動更新割引料金をピックアップしています。

※2年更新割引適用料金

プラン OCN光ファミリー
1G、200M、100M
OCN光マンション
1G、200M、100M
基本料金 6,820円 5,170円
2年更新契約時月額料金 5,610円 3,960円
契約事務手数料 3,300円
新規工事費(派遣工事有) 屋内配線新設 19,800円 同左 16,500円
屋内配線新設なし 8,360円 同左 8,360円
新規工事費(派遣工事無) 2,200円 2,200円
解約金 11,000円

中途解約金は11,000円です。フレッツ光系回線の解約金としては低い設定です。

OCN光のオプション

さてOCN光ではインターネットライフをさらに充実すべく、さまざまなオプションが用意されています。

ひと通り見てみましょう。

  • OCNひかり電話

月額利用料金 550円

今使っている電話機や電話番号はそのままで、110番や119番などの緊急通報、国際電話やフリーダイヤルへの発信も可能なOCNの光電話サービスです。

光回線の契約とHGW(ホームゲートウェイ)の利用が必要ですが、あえて申し出なくてもひかり電話の申し込みで必然的にHGW利用となります。

通話料金の目安としては次の通りです。

OCNひかり電話の通話料金目安

日本全国一律 ドコモケータイへ 海外へ(アメリカの場合)
8.8円/3分 17.6円/1分 9円/1分

その昔といっても昭和の時代ですが、アメリカへの国際電話がたった10分程度で数千円と高額で「時間帯を選び早口で用件だけ喋る」なんて芸当ももてはやされたものです。

OCNひかり電話なら、ドコモケータイへかけるより国際電話の方が安い(とくにアメリカ)わけですから、IT社会の進化には驚かされますよね。

  • ひかり電話の「アドバンスプラン」でもっとオトクに

・アドバンスプラン月額利用料金 1,500円

OCN光ではひかり電話向け付加サービスがオトクに使える「アドバンスプラン」が用意されています。

ひかり電話向けに用意された、発信者番号表示や転送電話、着信お知らせメールなどの付加サービスは全部で6つ。

それぞれ個別に料金が必要になりますが、その内訳は次の通りです。

OCNひかり電話の付加サービス個別料金

付加サービス 月額利用料金
発信者電話番号通知 440円
通話中着信 330円
転送電話 550円
発信者電話番号通知リクエスト 220円
迷惑電話お断り 220円
着信お知らせメール 110円

無料通話分は翌月1カ月に限り、繰り越しができます。

通話方法の工夫次第ではひかり電話がさらに効率的に使えるという訳です。

電話といえばつい便利なケータイを手に取りがちですが、ひかり電話も使い方によっては月々の通信費がかなりオトクになるんですよ。

  • OCNモバイルONEで割引特典も

じつはOCN光は、MVNOである「OCNモバイルONE」も提供しています。

OCNモバイルONEはOCNの専用SIMを使って高速LTE通信が出来るサービスで、OCN光とOCNモバイルONE同時利用なら月額200円の割引きが受けられます。

・月額利用料金 音声対応SIM 770円~

表示の料金は一例ですが「通話プラン」と「インターネット通信コース」の選択、あとはスマホ本体を用意するだけで利用OK。

OCNモバイルONEについては当サイト別カテでいろんな角度から詳しく紹介しているので、参考にしてみて下さいね。

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スマホやタブレット、PCのウイルス対策に最適。利用したい端末の台数に合わせてライセンス数が選べます。

じつはこのライセンス数、タイムリーなことに2017年12月から3ライセンスだったものが同料金で5ライセンスになっています。

家族全員それぞれの端末全てをカバーするなら5ライセンス(端末)がオススメ。

  • OCNプレミアムサポート

月額利用料金 

・OCN光とセット/台数無制限「OCNプレミアムサポート」 550円(通常660円)

・スマホ1台のみ「OCNプレミアムサポート for スマートフォン」 429円

スマホやタブレット、PCといった端末やプリンタ、ルーターなど周辺機器に関する困りごとをOCN光の専門スタッフが遠隔操作で解決する、リモートサポートサービスです。

このサービスでは以前からのメニュー「Microsoft Office 2007」のサポートを2017年10月に終了。

同11月24日からは、Facebookやインスタ、LINE、クックパッド、Googleマップなど人気アプリ向けの「アプリサポート」サービスの提供を開始しています

◆リモートサポートを利用した付加サービス

さらにリモートサポートを利用したスマホ向けのオンラインレッスンや、ウイルス駆除サポートも用意されています。

オンラインレッスンではスマホをリモート操作しながら、スマホの使い方や年賀状作成、PC向けではネットショッピング講座や旅の思い出講座などもラインナップ、スマホやPCの楽しみが増えそうですね。

・オンラインレッスン 1レッスン(約45分) 2,970円

ウイルス駆除サポートでは専門スタッフがリモートで既存ウイルスの検査や駆除、以降の侵入予防対策を施します。

・ウイルス駆除サポート 1回あたり 5,500円

  • ひかりTVとテレビオプション

ひかりTVは光回線を利用した、専門チャンネルやビデオなどの映像配信サービス。

テレビオプションはこれに加えて、地デジやBSチャンネルが楽しめるサービスです。

・ひかりTV 月額利用料金 1,650円~

・テレビオプション 月額利用料金 825円

どちらも専用チューナーが必要ですが、とくにひかりTVでは豊富なTV番組やビデオ配信にくわえて、ゲームやショッピング、カラオケなどが楽しめるのも特徴です。

光回線があるならひかりTVは見逃せないオプション、アンテナ不要ですぐに利用できるのも気軽でいいですね。

OCN光の決め手!メリットとデメリット

ではここでOCN光のメリットデメリットをまとめて紹介していきましょう。

OCN光のメリット

◆NTTブランドを代表する安心感

まずは光回線やプロバイダをOCNにしておけば「ハズレがない」ということが言えます。

冒頭でも少し触れましたが、OCNといえばオリンピック毎回出場の日本代表選手のようなもので、そもそもインターネット回線といえばNTTのフレッツ系回線、そのNTT系のプロバイダといえばOCNと新参の「plala(ぷらら)」の2社しかありません。

ぷららは後発でOCNの弟分なので、実質NTT系のISP代表選手はOCNということになるんです。

ちなみに2017年度版総務省発表の資料からいけば、ISP事業者のFTTH(固定光回線)契約数シェアは、

1位…OCN

2位…Yahoo! BB(SoftBank光を含む)

3位…So-net

4位…BIGLOBE

5位…plala

以下、eo、au one net、@nifty…と続きます。

こんな感じでYahoo!BBが肉薄していますが、現状はまだOCNがトップです。

クルマはトヨタ、バッグはジャネル、パソコンはNECと、決め所が解らないときはブランド志向の日本人の多くが好む定番ブランドにしておけば、とりあえずは間違いはないわけですね。

もちろんブランドは名ばかりではなく、それなりのしっかりしたモノづくりと実績が伴うが故に与えられる称号。

シェアの高いOCNが運営するインターネットサービスなら、色んな意味で安心ですよね。

NTT回線とともに一般家庭にインターネットを普及させてきたお手本のような光回線を選ぶなら、あながちOCN光で間違いなさそうです。

◆ほぼ同じ月額料金でも本物のワンストップで質が違う

OCN光の2年更新での戸建て月額利用料金は5,100円。

これはドコモ光やauひかり、ソフトバンク光など、メジャーキャリア系光回線の月額料金とほぼ同等の金額です。

auひかりやソフトバンク光はさすがにISPにOCNを使いませんが、ドコモ光はやはりNTT系だけに選べるプロバイダのBタイプにOCNが名を連ねています。

さて、フレッツ光にドコモ光、そしてOCN光もすべてNTTフレッツ光回線を使っています。

フレッツ光との違いは先に紹介しましたが、ドコモ光とて条件は同じ。

契約後のサポート窓口はドコモ光でOKと言いながら、少しでも技術的な面に触れると結局はプロバイダに回されているのが現状です。

OCN光はNTT系ということでフレッツ光はある意味自社回線、しかも後々重要なポイントとなるISP部分も自社提供、つまり「いざという時でもたらい回しにされない本物のワンストップ」なんですね。

メジャー回線とほぼ同等の月額料金でも、こうした部分でコスパの違いが出てくるというものです。

OCN光のデメリット

くどいようですがOCN光は、同グループ内提供のフレッツ光回線とADSL全盛期からISPとしてインターネット業界を太い柱で支え急進させてきた、いわばサラブレッド的お手本のような存在なので、デメリットは見出せません。

一部の光回線比較サイトなどでは「スマホとのセット割がない」とありますが、これだけ格安スマホが普及してきたご時世で、OCNモバイルONEとのセット割を見逃すわけにはいかないでしょう。

この辺りはある意味、同グループで協業するドコモ光のセット割に対する配慮ともいえそうです。

OCN光の申し込み方法と流れ

OCN光は光コラボなので、フレッツ光を利用していた場合は転用手続きとなり、新規に申し込むよりもシンプルに開通することができます。

では早速、OCN光の申し込みから開通までの流れを見てみましょう。

  • 転用の場合

・転用承諾番号の取得(東西NTTで)

・OCN光公式サイトまたはTELで申し込み

・OCN光(NTTコミュニケーションズ)から「ご利用開始のご案内」郵送

ルーター(またはホームゲートウェイ)にPPPoE(認証)設定

開通!インターネット利用開始♪

  • 新規(フレッツ光を利用していない)の場合

・サービス提供エリアを確認

◆東日本エリア

◆西日本エリア

・OCN光公式サイトまたはTELで申し込み

・OCN光(NTTコミュニケーションズ)から「ご利用開始のご案内」郵送

回線工事

ルーター(またはホームゲートウェイ)にPPPoE(認証)設定

開通!インターネット利用開始♪

申し込みから開通までの流れはこんな感じです。

転用なら承諾番号の取得と設定のみ、新規では工事が入るということですね。

  • 既にOCN会員である場合の扱いや費用

「OCN with フレッツ」やOCN光「フレッツ」など以前からフレッツ光を利用してOCN会員であった場合、OCNひかりへの転用に際して解約金はかかりません。

引き続き以前からのOCN会員としてネットを利用できます。

また「ひかり電話」や「リモートサポート」なども「OCNひかり電話」「OCNリモートサポートサービス」と名称は変わりますが、引き続きサービスを受けることができます。

OCN光の評判や口コミ

さまざまにOCN光の評判や申し込んだいきさつなどを見ていると、ご多分にもれず代理店からの勧誘が多いのは、やはり人気がある故に仕方のない所。

代理店からの申し込みでも全体的にキャッシュバック額がさほど多くないのも、今の所放っておいても加入者が集まってくるOCNの実績と自信から来ているのかもしれません。

ときに回線速度が遅くなったというクチコミもありますが、その根拠たる端末環境や発症頻度などについては触れてないものがほとんどで、あまりあてにはできません。

OCN光はNTTグループを代表しながらも、ドコモ光のようにキャリアに偏らないスタンダードなインターネット接続サービスですから、ごく当たり前にまたごく普通に何事もなく安心してネットを利用したい向きには最適なのでしょう。

OCN光のキャッシュバックキャンペーン

OCN光の公式サイトからのキャンペーンは今の所ありません。

ちなみに2016年度はOCN光 with フレッツからの乗り換えキャンペーンが行なわれていたこともあり、ソフトバンク光など他社光コラボの追い上げも激化していることから、今後も皆無とは言えない状況です。

公式サイトの随時チェックは必要です。

OCN光代理店のキャッシュバック

OCN光は知名度もあることから扱う代理店も多いのですが、確かに代理店ではキャッシュバックキャンペーンが行なわれています。

ただキャッシュバック金額からいえば、多いものでも15,000円程度、その多くは5,000円~10,000円といったものとなります。

  • フレッツ光でOCNを選んだ方がオトク?

OCN光の紹介という本題からは逸れますが、「フレッツ光回線でプロバイダはOCN」というキホン、つまり「OCN光じゃなくてもOCNが使えればいい」という点からいけば、フレッツ光のキャッシュバックは代理店も多く金額も4~5万円前後とかなりオトクです。

キャッシュバックは一時的なものですからどのくらいの期間でトータル差がなくなるのかは明白ですが、逆にフレッツ光自体にはスマホとのセット割がないのでこちらもどうかということに。

きりがないのでこの辺りにしますが、フレッツ光もプロバイダによってはスマホ割が…おおっと本題とは違うのでやめておきましょう。

まとめ

今の所際立って可もなく不可もなくと、やはりどこをとっても「ちゃんとやってる」エリート優等生のOCN光ですが、じつはここからが正念場です。

光コラボもスタートして約3年目に突入し、各社それぞれがセット割引など付加サービスによって、どこまで利用者を取り込めるかという次元にきています。

現況ではシェアの最も高いフレッツ光回線でのOCNブランドですが、NURO光のエリア拡張や楽天のケータイキャリアなど最新ニュースもちらほら。

どこまでそのネームバリューが維持でき活かせるかが、今後のOCN光の課題かもしれませんね♪

OCN光以外の回線についてくわしく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。