インターネット回線の種類まとめ!固定回線やモバイル回線など用途で使い分けよう

インターネット回線の種類や特徴を解説(アイキャッチ)
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この記事の要約
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鈴木 浩一

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鈴木 浩一

フリーランスでWebライターとメディア運営活動をおこなったのち「ネットのいろは」の専属ライターに。mineoとpovoのデュアルシムで1,000円台の格安スマホを使う。モットーは「お得な情報をどこよりもわかりやすく」

もくじ

インターネット回線の種類一覧

一般的に利用されているインターネット回線は、以下の5種類です。

インターネット回線の種類一覧

ADSL|電話回線を利用

ADSL

ADSLとは、電話回線(メタルケーブル)を利用したネット環境です。

昔はこのADSLが主流でしたが、技術の発展により生まれた新ネット環境により、今は新規受付を終了しています。

通信の安定性が低く、最大でも50Mbps程度しか出ません。

鈴木 浩一

昔はこれでも十分でしたが、今のインターネット社会では心もとないスペックです。(新規受付しないのも頷ける…)

CATV|ケーブルテレビ提供の回線

CATV
CATVの特徴
  • 通信の安定性は高め
  • テレビアンテナなしでテレビが見られる
  • 最大通信速度は160Mbps~320Mbps程度
  • 開通工事が必要

CATV(ケーブルテレビ)は、比較的なじみのある人も多いネット回線です。

テレビ用のケーブルを利用してネット回線を繋げられるため、テレビサービスのおまけとして利用する人も多いです。

とくにJ:COMは人気が高く、テレビサービスも充実。

民放だけでなく、スポーツやアニメ・過去のドラマ作品なども見られるため、テレビ好きにはぴったりなネット回線です。

光回線|固定回線の代表格

光回線
光回線の特徴
  • 光ファイバーケーブルを使用
  • 通信の安定性に最も定評がある
  • 光回線を使ったテレビ・固定電話の利用ができる
  • 最大通信速度:1Gbps~10Gbps
  • 開通工事が必要

現在もっとも需要が高いのは、この光回線です。

光回線とは、光ファイバーケーブルを使ったネット回線のこと。

高速通信が可能で、自宅用としてはもっともポピュラーなネット回線です。

また、光回線を利用してテレビが見れたり、固定電話を引いたりもできます。

もし自宅の回線を探しているなら、光回線を選んでおけば失敗はほぼないでしょう。

モバイル回線(4G LTE/5G)|外出先で活躍

モバイル回線は、拠点にある基地局からの電波を無線で受信し、Wi-Fiを飛ばすネット回線です。

ケーブルなし(無線電波を使用)でネット回線が使えるため、外出先でも利用できます。

ホームルーターとポケット型WiFiの2種類があり、外出先ならポケット型WiFiがおすすめ

ポケット型Wi-Fi

モバイル回線
ポケット型WiFiの特徴
  • 無線電波を使用
  • 小型で持ち運びができる
  • 開通工事は不要
  • 最大通信速度:150Mbps~4.2Gbps

ポケット型Wi-Fiは、持ち運びできるコンパクトなサイズ感が魅力のネット回線です。

開通工事はなく、使いたいデバイスでネットワークを選択し、パスワードを入れるだけでOK。

光回線のような固定回線より料金も安いため、サブ回線として利用する人も少なくありません。

通信速度こそ光回線に劣りますが、一般利用なら問題ないレベルです。※実測値は10Mbps~40Mbps程度

鈴木 浩一

電車や車のなか、旅行先で使う人も多数!今もなお人気の高いネット回線です。

ホームルーター

ホームルーターの特徴
  • 無線電波を使用
  • コンセントに接続するだけで利用できる(契約住所内)
  • 端末(スマホやパソコン)の同時接続台数が多い
  • 開通工事は不要
  • 最大通信速度:150Mbps~4.2Gbps

ホームルーターは、ポケット型WiFiと同じく無線電波を使ったネット回線です。

持ち運びはできないため、おもに自宅のメイン回線として利用されます。

最大の特徴は、工事なしで使えるところ。

コンセントに指すだけでWi-Fiが使えるようになります。

工事ができない集合住宅や、やむを得ない事情で光回線が引けない戸建てなどでは重宝するでしょう。

登録住所以外では利用できないため、持ち運び不可

衛星通信|光回線が届かない場所でも利用可能

衛星通信
衛星通信の特徴
  • 人里離れた場所でも利用可能
  • 速度:最大30Mbps~100Mbps(サービスによる)

衛星通信は、読んで字のごとく「衛星」を使ったネット回線です。

衛星を使うことで、インフラが整っていない場所や山奥などでもネットが利用できます。

昨今では、イーロン・マスクさんが開発したスターリンクで一躍有名になりました。

他のネット回線よりも開発してから日が浅く、通信速度や安定性に欠けるデメリットはあります。

ただ、光回線が届かない場所でも利用できるため、船の上などで利用する人も増加中です。

マンションの光回線の種類

マンションのネット回線で注意するべきなのは光回線の種類です。

マンションは、建物の設備によって導入できる光回線やスペックが異なります。

事前に把握しておかなければ、いざ入居したときに「思ったより遅い…」となりかねません。

以下にまとめた光回線の種類をまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

方式最大速度安定性配線の工事対応物件
光配線方式1Gbps〜10Gbps高い必要新しいマンションや高層マンションに多い
VDSL方式最大100Mbps中程度不要(電話線使用)古いマンションや既存の設備を使う場合
LAN配線方式最大1Gbps高い(LANケーブル品質に依存)必要(LAN配線済みの場合は不要)中規模マンションや比較的新しい建物

光配線方式

光配線方式
引用:フレッツ光

光配線方式は、マンションではもっとも速い配線方式です。

各部屋まで光回線が接続されているため、速さをダイレクトで感じることができます。

最大通信速度は1Gbps~10Gbps。

通信環境も安定しており、家族複数人でも同時に利用できます。

唯一のデメリットは、導入できないマンションが一定数あることです。

引っ越しや乗り換えの際は、大家さんや不動産屋に確認しましょう。

VDSL法式

VDSL方式

VDSLは、電話線を利用した接続方式。

マンションの共用部(途中)まで光ファイバーが引いてあり、そこから各部屋には電話線でネットを引き込みます。

既存の電話線を利用するため工事の手間が少ないのですが、一方で速度が遅いデメリットも。

最大通信速度は100Mbps程度で、光配線方式ほど速度が期待できません。

また、マンション全体でネット利用者が増える時間帯は、速度が遅くなる傾向にあります。

鈴木 浩一

速度は心配に思うかもですが、100Mbpsでも一般利用ならまったく問題ないレベルです。

LAN方式

LAN方式

LAN方式は、マンションの共用部から各部屋までLANケーブルを使って接続する方式です。

新しいマンションや中規模のマンションなどで多く利用されます。

みんなでシェアするため遅いのでは?と思いますが、最大通信速度は1Gbpsで対応可能です。

状況別!どのインターネット回線を使えばいい?

ここでは、状況別でどのインターネット回線を使うべきか解説します。

状況別のおすすめネット回線
  • 自宅の固定回線なら「光回線」
  • テレビも一緒に見たいなら光回線の「光テレビ」
  • 外でWiFiを使うなら「モバイル回線」

自宅の固定回線なら「光回線」

自宅工程回線なら「光回線」一択です。

光回線は、自宅で使えるネット回線のなかではとくに通信速度が速いネット回線です。

複数人で同時接続しても影響を受けにくいため、家族と住んでいる人でも安心。

鈴木 浩一

以下、ネット回線の平均的な同時接続台数をまとめました。

ネット回線の種類理論上の
同時接続可能人数
光回線50人以上
CATV10~20人程度
ポケット型WiFi5~10人程度
ホームルーター10~20人程度
衛星通信10~20人程度
※上記はあくまで理論値のため、環境によって異なります

上記のとおり、光回線は50人以上と多くの人が同時接続可能です。

そんなに接続しない…と思うかもしれませんが、ここに速度の安定性を加味するとやはりもっともおすすめできます。

ゲームや動画はもちろん、テレビのWiFiとしても利用できるため、大画面でYouTubeやネットフリックスを見られます。

各部屋でそれぞれ別の趣味に回線を使える、さらに快適に使えるのは光回線くらいでしょう。

テレビも一緒に見たいなら光回線の「光テレビ」

テレビも一緒に見たいなら、光回線の「光テレビ」を利用しましょう。

光テレビとは、光回線を使ってテレビの電波を受信するサービスのことを指します。

光テレビの特徴
  • テレビアンテナがいらない
  • 地デジやBS・CSに対応している
  • インターネットとのセットで安い

戸建て住まいの人は家の屋根にアンテナをつける必要がなく、景観を損なわないメリットがあります。

また、BSやCS放送も見られるため、地上波だけでは物足りない人にもおすすめ。

もちろんテレビアンテナでもBSやCS放送は見られるのですが、それ専用のアンテナをもう一本設置しないといけません。

ペンペン

光テレビなら1本もアンテナをつけなくていいから安心!

鈴木 浩一

そうだね。ただ、光テレビは月額料金が500~1500円程度かかるから、長期的に利用するならアンテナをつけたほうがトータルお得かも。

仮に10年利用すると、60,000円~180,000円ほどかかってしまいます。※基本料金だけの金額

基本的に戸建ては長期的に住む前提のため、テレビアンテナをつけてしまったほうがコスパはいいですよ。

テレビアンテナの最安値を見てみる>>

外でWiFiを使うなら「モバイル回線」

外出先で使うなら、モバイル回線の「ポケット型WiFi」一択です。

モバイル回線(4G LTE/5G)を利用するため、スマホと同じ要領でWiFiが使えます。

鈴木 浩一

楽天モバイルなどの無制限プランなどを使えば、外出先だけでなく自宅の固定回線としても利用できますよ。

各ネット回線の選び方はネットのいろはを参考に

ペンペン

いろいろ理解はしたけど、結局自分にあっているインターネット回線がどれかわからない…

鈴木 浩一

そんな人は、ネットのいろはを参考にしてみてください。

ネットのいろはでは、各インターネット回線についてまとめた記事を多数公開しています。

例えば光回線のおすすめでは、月額料金や通信速度、キャンペーンなどさまざまな観点から本当におすすめできる光回線を紹介しています。

また、ポケット型WiFiのおすすめでは、割引後の実質月額を計算して、コスパのいいサービスを紹介しています。

その他にもインターネット回線にまつわる情報を随時発信しているため、いつでもネットのいろは(運営元(株)NEXT)へお問い合わせください。

インターネット回線の種類に関するQ&A

最後にインターネット回線の種類に関するQ&Aをまとめました。

詳しい答えはこの記事内でも解説していますので、併せて確認してみてくださいね。

インターネットの種類は?

インターネットの種類は、大きく分けて5種類です。

インターネットの種類

自宅のネット回線なら何を使う?

光回線を使いましょう。

詳しくは状況別!どのインターネット回線を使えばいい?を参考にしてください。

マンションのネット回線で気を付けるポイントは?

マンションの構造や設備によって配線方式が異なる点は、注意が必要です。

詳しくはマンションの光回線の種類を参考にしてください。

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